品川は小規模飲食店の割合が多かった

大企業が入居する大型ビル群が多い品川

飲食店.comの調べによると都内山手線各駅での飲食店舗面積相場で品川駅周辺の平均面積は 35.49坪となっています。最高面積は92.84坪、最低面積は7.50坪です。面積分布でみていくと、10坪未満と10~20坪の店舗が全体の約半分を占めています。

しかし平均面積は35坪もあります。これは50坪以上の店舗も3割以上存在していることが要因です。小規模店の割合で半数を超えたとしても、50坪以上の割合も3割以上あるので、これが全体の平均面積を大きく引き上げる格好となっています。

これは、駅前の大型商業施設内での店舗と、駅から離れた店舗での差ということも言えるかもしれません。品川は日本での有数のターミナル駅となっており、ビジネスマンも多く、大企業が入居するビル群もたくさんあります。

そういったテナントに出店する大手飲食店の店舗は必然的に面積も大きくなることが予想されます。そういった店舗以外の駅から離れたところでは10坪前後のお店が多いということになり、飲食店の面積については二面性を持つエリアとなります。

また、品川の過去3年ほどの平均面積の移り変わりを見てい くと、2013年の56.56坪をピークに年々と坪数が縮小し、現在では35.18坪になっています。

近隣の五反田と品川ではどれほど面積相場の差があるのか

近隣エリアである五反田と品川の状況を見てみましょう。五反田周辺の平均面積は22.74となっています。最高面積は139.81坪、 最低面積は4.95坪です。面積分布でみていくと、賃10~20坪の店舗が全体の約半分を占め、10坪未満、20~30未満と続きます。

平均面積でみると品川のほうが10坪以上も大きい結果となりました。やはりこれもさきほど取り上げた大型ビルに入居するテナントの影響が大きいものと思われます。

五反田も品川に引けをとらないほど山手線内では有数の栄えた駅ですが、駅前は中規模ほどの雑居ビルがたちならびそれほど大きいビルは存在していません。こういった点が平均面積を10坪以上の開きの要因になっており、五反田は中規模の飲食店が多いエリアとなっています。

もし駅前に店舗を構えたいとなると、大規模向けのテナントが多くをしめる品川よりは、中規模向けテナントの多い五反田でのほうが出店のしやすさという点では上なのかもしれません。