品川区”三代目 むら上 大井町店”

品川区大井町でランチを

昨年末、有名な長編時代小説の最終巻が発売されました。時代小説が好きな方なら誰でも知っている名作です。江戸時代を舞台にした小説の主人公が、浪人になり江戸にたどり着いて、はじめた仕事が鰻裂きです。鰻の蒲焼きは今ほど高級ではなく、庶民の食べ物だったようです。そう言えば、土用丑の日に鰻を食べるという習慣は、発明家の平賀源内により始まったと聞いたことがあります。暑い夏に性の付く食べ物を摂ると言うのは、確かに理にかなった事です。日本人としては、夏になると鰻食べたくなりますね。
午前中、数日かけて作った資料を元にしたプレゼンが終わりました。昨夜も殆ど寝てない状態で、朝食は野菜ジュースと豆腐だけだったので、腹の虫が盛大に鳴いています。得意先を出ると外は真夏日で、目眩がする程暑い。品川区の大井町で、電車を乗り換えるのですが、我慢できずに下車して昼食を摂ることにしました。ランチタイムなので、近くで働く人を中心に、昼食を求めて炎天下の中を沢山の人が歩いています。

品川区老舗のうなぎ店

品川区の東急大井町線大井町駅に下車して昼食を摂ることにしました。ハンドタオルで汗を拭きながら、近所の店を物色します。13時を回った頃で、人気店にはまだ行列ができています。こんな暑い日は、サッパリと蕎麦や冷し中華なんて思っていましたが、路地を覗き込むと、うなぎ店の赤い天幕が目に止まりました。お店は「三代目 むら上 大井町店」、有名店だと聞いたことがあり、何度か昼時に前を通ったことがあるのですが、タイミングが悪かったのか初めて営業中に来られました。お店の前にいるだけで、鰻を焼く香ばしい匂いが胃袋を刺激します。ランチの予算にはちょっとオーバーぎみですが、プレゼンの感触が良かったこともあり、あまり待たずに座れそうだったので、入ることにしました。店内はカウンターとテーブル、鰻を焼く職人の姿がガラスの向こうに見えます。カウンターの後ろにお酒の瓶が並んでいて、鰻や鶏の串焼き等をツマミに飲むお客さんも多いようです。食事は「サービスうな丼」1600円と「うなきも重」2200円、「うな重」上が2400円・特上3000円で、ランチタイムは100円引き。カウンターで「うな重 上」をオーダーしてしばし待ちます。最初にサラダ・漬け物、そしてお吸い物と「うな重」が配膳されました。タレでツヤツヤ、焼きあがったホッカホッカの鰻から立ち昇る甘く香ばしい湯気が鼻腔を直撃してきてたまりません。箸で一口大にカットした、厚みのある鰻を頬張ると、脂が乗ってフワフワに柔らかく甘辛のタレと共に、口の中でトロけていきます。美味しい~!ご飯にもたっぷりタレが染み込んでふっくら。幸せを噛み締めながら、ドンドンかっこみます。半分食べた所で山椒をかけると、ピリッとスパイシーで美味しさ倍増、昔から最高の組み合わせです。お吸い物で口の中をすっきりさせて、残りをいただきます。鰻の素材も良いですが、タレの味といい、炊き方といい、さすが70年近く営業している老舗で最高でした。確かに次の日は、一日元気にすごせました。

[店名]品川区”三代目 むら上 大井町店”

[URL]https://r.gnavi.co.jp/a2fxu2n00000/

[住所]東京都品川区東大井5-7-15

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